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EUは使い捨てプラスチック規制案について欧州議会で議決

2018/12/26(水)
12月19日欧州閣僚理事会議長は、使い捨て型プラスチック製品の規制案について欧州議会と合意したことを公表した。

事実上決定した禁止製品はつぎの通り:
-プラスチック製カートレィ(フォーク、ナイフ、スプーン及び箸)
-プラスチック製プレート
-プラスチック製ストロー
-EPS製食品容器
-EPS製飲料容器
-EPS製飲料カップ
-オキソ分解性プラスチックで製造された製品
-プラスチック製綿棒

閣僚理事会「使い捨て型プラスチック:議長は議会と暫定合意に至る」。https://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2018/12/19/single-use-plastics-presidency-reaches-provisional-agreement-with-parliament/?utm_source=dsms-auto&utm_medium=email&utm_campaign=Single-use+plastics%3a+Presidency+reaches+provisional+agree

 「EUは、特定の使い捨て型プラスチック製品に厳しい新たな規制を設定することにより、プラスチック汚染を減らすための対策を講じている。本日(注:12月19日)閣僚理事会議長は、環境保護と海洋ごみを減らすためのEUの努力の一部である新たな指令について、欧州議会と暫定合意に達した。

使い捨て型プラスチック指令は、EUの既存の廃棄物規制を基にしているが、欧州の海岸を汚染している上位10項目に含まれるこれらのタイプの製品及び包装材料に対し一層厳しいルールを設定することにより一歩先に進む。新たなルールは代替品が存在する特定の使い捨て型プラスチック製品の使用を禁止することになる。更に最も頻繁に捨てられているプラスチック製品の使用を減らすため具体的対策が導入される。

海洋ごみは世界的に深刻な問題である。我々は、世界経済フォーラムその他により、現在の速度でプラスチックを海に投棄し続けるならば、2050年までに世界の海で魚よりもプラスチックの方が重くなるという警告を聞いたことがある。我々はこれを生じさせることはできない。これが、プラスチックを含まない良い代替品が存在する特定の使い捨て型プラスチック製品の使用を制限する行動をEUがとる理由である。そして私達はプラスチック生産者に清掃の代償を支払わせるであろう- オーストリア持続可能性観光大臣Elisabeth Köstinger。

使い捨て型プラスチック製品は、全体的又部分的にプラスチックで製造されており、通常は1回だけ、又は廃棄されるまで短時間だけ使用されることを意図している。プラスチック製品設計は、常に製品のリユース性とリサイクル性を考慮に入れるべきである。

この指令の主な目的の1つは、私たちが作り出すプラスチック廃棄物の量を減らすことである。可能なら、この指令で定められた措置とその実施は、他の使い捨て型の代替品よりもむしろ、廃棄物防止又はリユース可能な製品への移行の方を優先すべきである。

以下の製品はEUで禁止される:
  • プラスチック製カトラリィ(フォーク、ナイフ、スプーン、箸)
  • プラスチック製プレート
  • プラスチック製ストロー
  • カバーの有無に係らず、調理、煮沸、加熱など更なる調理をせず、その場又は持ち帰りのいずれかで直ちに消費が意図される食品を収容するため使用される、ファストフードボックスなどEPS製食品容器。
  • EPS製飲料容器
  • EPS製飲料カップ 
  • オキソ分解性プラスチックから製造された製品:この用語は、好気条件下でそのプラスチックを微小片へと酸化を促進する添加剤を含むプラスチック材料を指す。このタイプのプラスチックは、環境中のマイクロプラスチック汚染に寄与し、コンポスト化できず、そして慣用的なプラスチックのリサイクル性に悪影響を及ぼす。
  • プラスチック製の綿棒

更に加盟国は、以下の製品の消費量を有意な量削減を達成するため必要な措置を講じる:
  • カバーの有無に係らず、調理、煮沸、加熱など更なる調理をせず、その場又は持ち帰りのいずれかで直ちに消費が意図される食品を収容するため使用される、ファストフードボックスなどプラスチック製の食品容器。
  • プラスチック製飲料用カップ、カバーやフタを含め

2025年以降には、PET飲料ボトルへのリサイクルプラスチックについて、加盟国の平均値として、少なくとも25%の強制的目標が存在するだろう。2030年には、全てのプラスチックボトルに、リサイクル含有量について少なくとも30%の目標を尊重しなければならなくなるだろう。

ウェットワイプ、即ちプレウェットパーソナルケア及び家庭用ワイプは、ウェットワイプ中のプラスチックの存在、及びそれが回収BOX以外の他の場所に捨てられた場合、環境に与える有害性について消費者に知らせる表示を、それらの包装面に付ける必要がある。

プラスチックを含むたばこフィルターの生産者は、EPR制度の対象となる。これは生産者が、一般のごみのホットスポットにおける適切な廃棄物回収箱など必要なインフラ設備を含め、たばこの吸い殻の公共収集システムのコストをカバーすることを意味する。

プラスチックを含むタバコ製品フィルターは、EUで2番目に捨てられている使い捨て型プラスチックのアイテムである。イノベーションと製品開発が、プラスチックを含むフィルターに代わる実行可能な代替手段を提供すると期待されており、共同議長はこの開発を加速する必要があることに同意する。プラスチックを含むフィルターを有するタバコや他のタバコ製品は、消費者にプラスチックの存在、及びタバコの吸い殻が回収BOX以外の場所に捨てられた場合、環境への悪影響を知らせる表示を、それらの包装面に付ける必要がある。


背景と次のステップ

議論中の案は、EUのプラスチック戦略の一部である。欧州委員会は2018年5月下旬この指令案を発表した。環境大臣は、6月25日と10月9日の会議でこの案について議論した。 閣僚理事会は10月31日にそのポジションに達し、11月6日欧州議会と三者交渉を開始し本日の暫定合意に至った。

この合意が加盟国のEU大使により承認されたとき、指令は欧州議会に承認のため提出され、その後最終的採択のために閣僚理事会に戻ることになる。」

欧州議会「議会と閣僚理事会はプラスチックの環境汚染の大幅カットに合意」。
「使い捨て型カトラリィ、綿棒、ストロー及び撹拌棒は2021年から禁止される
オキソ-プラスチック及び特定のPSも又禁止される
「汚染者負担」原則の強化された適用

プレート、カトラリィ、ストロー及び綿棒などの使い捨て型プラスチック製品は、水曜日(注:12月19日)欧州議会と閣僚理事会間で暫定合意された計画の下、EUで禁止されることになる。

Lead MEP(注:欧州議会主席議員)Frederique Ries(ALDE、BE)は次のように述べる。「市民はEUから1つのことだけを期待し、海と海洋の窒息の原因となっている使い捨て型プラスチックに対し野心的指令を採択した。このことは今朝6:30まとまった我々の合意によりなされた。それは、2030年までに欧州のプラスチック汚染の推定コスト220億ユーロまで環境損害賠償額を減らすであろう。」

「プラスチックを含む海洋汚染問題の世界的な性質を考えると、欧州は現在、国際レベルで防衛し推進するための立法モデルを持っている。これは地球にとって不可欠であり、これは何百万もの懸念している欧州人が私たちに求めているものである。」

以下の製品はEUで禁止されることになる:
プラスチック製カトラリィ(フォーク、ナイフ、スプーン、箸)
プラスチック製プレート
プラスチック製ストロー
プラスチック製綿棒
プラスチック製バルーンスティック
酸化分解性プラスチックと食品容器及びEPS製カップ

この暫定協定は、次のことも規定している:
特にタバコへの、EPR導入による汚染者負担原則の強化された適用

漁師ではなく製造業者が海で失われた網を集める費用を確実に負担する漁具のためEPR制度

2029年までにプラスチックボトルの90%回収目標

2025年までにプラスチックボトルのリサイクル材含有量25%、2030年までに30%を目標とする

路上で投げ出されるプラスチックフィルターをもつタバコ、並びにプラスチックカップ、ウェットワイプや生理用ナプキンのような他の製品の負の環境影響に関する強制的表示


次のステップ

暫定合意は、法律になるため欧州議会と閣僚理事会双方により承認されなければならない。環境委員会は2019年1月条文を採択するであろう。」

「EUにおけるプラスチック廃棄物とリサイクル:事実と図解」。
「プラスチックの生産量は、1950年の150万トンから2015年の3億2,200万トンへと、僅か数十年で指数関数的に増加し-それとともにプラスチック廃棄物の量も増えている。

EUでは既にプラスチック廃棄物の量を減らすため対策を講じているが、あらゆる努力にも係らず発生する廃棄物はどうなっているのか?そしてプラスチックのリサイクル率をどのように増やすことができるのか?

欧州のプラスチック廃棄物処理

欧州では、エネルギー回収がプラスチック廃棄物を処理する最も一般的な方法であり、続いて埋立てがある。インフォグラフィックに示すように、発生したプラスチック廃棄物全体の約30%がリサイクルのため収集されているが、国ごとのリサイクル率は大きく異なる。

リサイクルのため回収されたプラスチックの半分は、EU以外の国で処理されるため輸出される。輸出の理由には、廃棄物を現地で処理するための能力、技術や財源の不足が含まれる。以前輸出されたプラスチック廃棄物の大部分は中国に出荷されていたが、この国の先頃のプラスチック廃棄物輸入禁止により、他の解決策を見い出すことがますます緊急のものになっている。

EUにおいてプラスチックリサイクルの割合が低いことは、経済にとっても環境にとっても大きな損失を意味する。プラスチック包装材料の価値の95%は、短い一回だけの使用サイクルの後、経済的に失われると推定されている。

毎年プラスチックの製造と焼却は、世界で約4億トンのCO2を排出するが、その一部はより良いリサイクルにより回避することができる。


プラスチックリサイクルの問題

プラスチックのリサイクルを複雑にしている主な問題は、リサイクルされていない製品と比較されるリサイクルされた製品の品質と価格である。プラスチック加工業者は、厳格に管理された仕様で、競争力のある価格で製造された大量の再生プラスチックを必要とする。

しかしながらプラスチックは各製造業者のニーズ(機能や美観)に合わせて容易にカスタマイズされるので、原材料の多様性はリサイクルプロセスを複雑にし、それを高価にし、そして最終製品の品質に影響を与える。その結果、リサイクルプラスチックの需要は、欧州のプラスチック需要の6%に過ぎなくなる。


リサイクル率を高めるため提案された解決策

MEPは9月欧州プラスチック戦略を支持し、2030年までに全てのプラスチック包装廃棄物をリサイクル可能にすることを求めている。これはリサイクル可能性のためより良い設計を意味するが、MEPはリサイクルプラスチックの市場を刺激する対策も必要と考えている。

これらの対策には以下が含まれる:
中古プラスチックの品質基準の作成
業界と消費者双方の信頼を高めるため認証を奨励する
特定製品の最低リサイクル含有量に強制的規則を導入
加盟国にリサイクル製品のVAT削減を検討するよう奨励する

並行して欧州議会は、プラスチック廃棄物の量を減らすための措置を支持した:
特定の使い捨て型プラスチックアイテムの禁止
2015年EUにおける軽量プラスチックバッグの制限

MEPは又欧州委員会に、マイクロプラスチックに対する措置を講じるよう求めた。」

欧州委員会「使い捨て型プラスチック:欧州委員会は海洋ごみを削減するための新たなルールへの野心的合意を歓迎する」。
「欧州議会と欧州閣僚理事会は、放棄された漁具をはじめ最も頻繁に私達の海岸で見い出される10のプラスチック製品を目標にし、その発生源で海洋ごみに取り組むため欧州委員会により提案された野心的な新しい措置に関し暫定的政策協定に達した。

本日の合意は、成長と革新を促進しつつ、市民と環境をプラスチック汚染から保護するため、今年初め採択された世界初の包括的プラスチック戦略の一環として、欧州委員会により5月に提示された使い捨て型プラスチックの提案に基づいている。新しいルールは、2015年12月採択された循環型経済行動計画に反映されているように、欧州をより持続可能な循環型経済に変えるためより範広い努力に貢献する。それらは、地球規模での問題に取り組み、欧州の事業者と消費者を、海洋ごみや海洋汚染を避ける持続可能な代替品を生産し使用する世界的リーダーとして前面に据える。

持続可能な開発担当第一副議長Frans Timmermansは、次のように述べている:「私は、我々の欧州委員会提案に基づき、使い捨て型プラスチックを減らすという本日の意欲的な合意に心から歓迎する。この合意は正に我々の人々と我々の地球を守るものである。欧州人はプラスチック廃棄物が深刻な問題であることに気づいてる。EU全体がそれに取り組むことに真の勇気を示し、プラスチック海洋ごみ問題への取り組む世界的リーダーになっており、同じく重要なこととして、本日合意したソリューションにより、我々は又、新たな循環型事業モデルをけん引し、我々の経済をより持続可能な道へと進める道を示している。」

雇用成長投資競争力担当副議長Jyrki Katainenは、次のように付け加えている:「プラスチックの問題に取り組むことは一つの必然である。同時にそれは、革新競争力及び雇用創出のため新たな機会をもたらす。我々は循環型プラスチック同盟の中で業界とそれらを正しく議論することになる。本日到達した合意により、我々は、欧州が経済的にも環境的にも賢い選択をしており、真の循環型プラスチック経済に向け前進していることを示している。」

環境海事漁業コミッショナーKarmenu Vellaは、つぎのように述べている:「ある年にあなたはあなたの魚をプラスチックバッグに入れて持ち帰ることができるが、翌年になるとあなたは魚の中にそのバッグを入れて持ち帰ることになる状況に遭遇しており、我々はハードに作業し素早く作業しなければならない。そして幸運なことに欧州議会と閣僚理事会が本日合意した。私たちは我々の経済、我々の海洋、そして最終的には私たちの体に入る使い捨て型プラスチック製品の量を減らすことに大きく前進した。」

製品ごとに異なる対策

使い捨て型プラスチックに関する新たなEU指令は、海洋ごみに対処する世界レベルで最も野心的な法的手段となるであろう。それは、異なる製品カテゴリーに適用する異なる手段を想定している。プラスチック製の綿棒、カトラリィ、プレート、ストロー、飲料用スターラー、風船のスティック、オキソ分解性プラスチック製品、及びEPS製の食品飲料容器など、代替品が容易に入手可能で手頃な価格にある使い捨て型プラスチック製品は市場から禁止される予定である。その他の製品では、国の消費量の削減による使用制限に;デザインと表示要件に;及び生産者の廃棄物管理/浄化義務に焦点化されている。

次のステップ

今日到達した暫定合意は、今や欧州議会と閣僚理事会により正式に承認されるに違いない。その承認後、新しい指令がEU官報に掲載され、加盟国は2年後にそれを(注:国内法に)置き換えなければならない。

バックグラウンド

このイニシアチブは、立法措置を通じて無駄な損害を与えるプラスチックごみに取り組むため、欧州プラスチック戦略での取り組みを実現する。提案された措置は、欧州の循環型経済への移行、並びに国連の持続可能な開発目標やEUの気候変動への取り組み及び産業政策目標の達成に貢献することになる。

2015年12月Juncker委員会は、意欲的な新しい循環型経済パッケージを採択し、欧州の企業や消費者がより持続可能な方法で資源を使用する中、より強くより循環型の経済への移行を支援する。このパッケージは、欧州委員会のサイロを細分化し、雇用創出、経済成長、投資及び社会的公平性を高めながら、気候変動と環境に取り組むことにより幅広い政治的優先事項に貢献している。これは、コミッショナーKarmenu Vella及びElżbieta Bieńkowskaの密接な関与を得て、Frans Timmermans第一副議長とJyrki Katainen副議長が共同議長を務めるコアプロジェクトチームにより策定された。他の多くのコミッショナーもその策定に関わっており、幅広い政策分野をカバーする最も効果的なツールを特定するのを手助けした。

提案されている指令は、消費者行動に急速な変化をもたらし、成功した2015年プラスチックバッグ指令と同様のアプローチに従っている。新しい措置は、例えば以下のような環境的及び経済的利益双方をもたらすであろう。
-CO2換算340万トンの排出量を回避する;
-2030年までに220億ユーロ相当のコストがかかる環境損害を回避する;
-消費者に予想される65億ユーロを節約する。

使い捨て型プラスチック指令は、欧州議会と閣僚理事会が先週暫定合意に達したばかりの港湾受け入れ施設に関する指令など、海洋汚染に対して取られるその他の措置により補完されている。この指令は、海ベースの海洋ごみに焦点を当て、船舶からの廃棄物に取り組む。これは、船舶で発生し又海上で収集された廃棄物が常に陸上に戻され、リサイクルされ、港で処理されるようにするための措置を設定している。

今月初め欧州委員会は、プラスチックごみを減らし、リサイクルされたプラスチックのシェアを高め、そして市場の革新を促進するという持続的努力の一環として、プラスチックのサプライチェーン全体をカバーする業界の主要ステークホルダー同盟「Circular Plastics Alliance」も立ち上げた。この同盟は、欧州におけるプラスチックリサイクルの経済性と品質向上を目指し、特に充分機能したEUのリサイクルプラスチック市場に向け主な障害として認識されているリサイクルプラスチックの需要と供給の整合性を強化する。」


使い捨て型プラスチック議会・閣僚理事会合意に対する報道

EurActiv「EUは使い捨て型プラスチックに緊急禁止対応をピン留めする」

PlasticPollutionCoalition「使い捨て型プラスチック:欧州委員会は新たなルールへの野心的合意を歓迎」。

EEB「それは公式に:EUは使い捨て型プラスチックの前例のないカットに合意」。

EcoWatch「EUは海洋汚染を止めるため使い捨て型プラスチックをメッタ切りにすることに合意」。

DW「EUは使い捨て型プラスチック禁止への合意に達する」。

FoodNavigator.com「進展中のEU使い捨て型プラスチック提案が施行される」。

PlasticsNewsEurope「EUは多くの使い捨て型プラスチックへの禁止に合意」。

IBE-BVI「使い捨て型プラスチック-最新情報」。

EcoStandard「EUは使い捨て型プラスチックへの前例のないカットに合意」。

EuropeanBioplastics「使い捨て型プラスチック指令は生分解性プラスチックのポテンシャルの知見に欠ける」。

PackagingEurope「プラスチック廃棄物は共有された責任の一つにある」。

PetcoreEurope「使い捨て型プラスチック:議長は議会と暫定合意に達する」。

Foodpackagingforum「使い捨て型プラスチックに対するEU合意」。

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